VM MAXIMUM MEM
一般的なマシンでは、Lisp用にあらかじめ割り当てられたメモリブロックは約256MBで、Lispアプリケーションの99% にとって十分なサイズである。 しかし、メモリブロックが不足し、メモリ不足に陥るケースが極稀に報告されている。 通常、このようなLISPコードは、巨大なリストデータのために一時的にメモリを必要としているが、このような巨大なデータを処理する方法を修正・再設計すれば、メモリ不足のケースを防ぐことができる。
しかし、必要であれば "lispex.dll.cfg "の設定にある VM_MAXIMUM_MEM で LISP の予約メモリ量を調整することができる。
VM_MAXIMUM_MEM は、LISPで使用される最大メモリを定義する。
引数
- 整数値 0 ... 1024, 使用するメモリ量を指定する (0は "自動調整 "を意味する)
- 初期値: 0 - メモリサイズは自動的に調整され、通常LISPメモリとして256MBが確保される。
400 MB の LISP メモリを確保する例 vm_maximum_mem # 400
備考
- VM_MAXIMUM_MEM 設定の効果は、実際のメモリ使用量を報告する (mem) 関数で確認することができる。
(mem) GC calls Total 0 [0.00 secs.] (0 in all docs) GC calls System 0, Int 0, Real 0, Vector 0, Strg 0, Symbol 0, Cons 0, Heap 0 VM total memory : 256.000 MB VM Page memory : 153.602 MB available, 23.125 MB used (15 %) VM Heap memory : 102.398 MB available, 0.809 MB used (0 %) nil
関連事項