Eq
- 構文
- (eq expr1 expr2)
- 機能
- 2 つの式が同一物かどうかを調べる。
- eq 関数は 2 つの式 expr1 と expr2 に、(たとえば、setq 関数によって)同一のオブジェクトが代入されているかどうかを判別する。
- 引数
-
- expr1 : 比較する式。
- expr2 : expr1 と比較する式。
- 戻り値
- 2 つの式が同一物である場合は T、それ以外の場合は nil。
- サンプル
- まず、次のように割り当てる。
(setq f1 '(a b c)) (setq f2 '(a b c)) (setq f3 f2)
- 次に、f1 と f3 を比較する。
(eq f1 f3) nil
- f1 と f3 には同じ値が格納されているが、同一のリストを参照しているわけではないので、eq 関数は、nil を返す。
- f3 と f2 を比較すると、次のようになる。
(eq f3 f2) T
- f3 と f2 は同一のリストを参照しているので、eq 関数は、T を返す。
関連事項