Vla-clipboundary
- 構文
- (vla-clipboundary vla-object PointsArray )
- 機能
- ラスター イメージまたはアンダーレイのクリップ境界を指定する。
- 引数
-
- vla-object … VLAオブジェクト(DgnUnderlay、DwfUnderlay、PdfUnderlay、RasterImage、Wipeout)
- PointsArray … ラスター イメージまたはアンダーレイのクリップ境界を指定する 2D WCS 座標の配列。
- 戻り値
- nil
注意
- イメージまたはアンダーレイをクリッピングして、表示および印刷するリージョンを定義することができる。同一オブジェクトのインスタンスが複数ある場合は、それぞれ異なる境界を設定することができる。
- クリップ境界は、イメージまたはアンダーレイの境界内に収まるように制限された頂点を持つ閉じた 2 次元のポリゴンまたは矩形でなければならない。
- イメージまたはアンダーレイをクリッピングするには、オブジェクトの境界が表示されている必要がある。ClippingEnabled プロパティを使用して、クリップ境界をオンまたはオフにする。
- サンプル
(vl-load-com) (defun c:Example_ClipBoundary() ;; モデル空間でラスター イメージを追加し、クリップ境界に基づいて ;; 画像を切り取るサンプル (setq acadObj (vlax-get-acad-object)) (setq doc (vla-get-ActiveDocument acadObj)) ;; サンプル ディレクトリにある "2d Projected Polylines.jpg"を使用する。 ;; ファイルの場所は imageName 変数で調整 (setq insertionPoint (vlax-3d-point 5 5 0) imageName ".\\Sample\\VISP\\2d Projected Polylines.jpg" scalefactor 2 rotationAngle 0) (if (/= (findfile ".\\Sample\\VISP\\2d Projected Polylines.jpg") nil) (progn ;; モデルにラスターを配置 (setq modelSpace (vla-get-ModelSpace doc)) (setq rasterObj (vla-AddRaster modelSpace (findfile ".\\Sample\\VISP\\2d Projected Polylines.jpg") insertionPoint scalefactor rotationAngle)) (vla-ZoomAll acadObj) (alert "イメージをクリップ?") ;; クリップ境界の設定 (setq clipPoints (vlax-make-safearray vlax-vbDouble '(0 . 9))) (vlax-safearray-fill clipPoints '(6 6.75 7 6 6 5 5 6 6 6.75 ) ) ;; イメージのクリップ (vla-ClipBoundary rasterObj clipPoints) ;; クリップの表示を有効に (vla-put-ClippingEnabled rasterObj :vlax-true) (vla-Regen doc acActiveViewport) (alert "クリップを有効にしますた") ) (alert (strcat imageName " がないっす。")) ) )
関連事項