Vla-getentity
- 構文
- (vla-getentity vla-object object PickedPoint Prompt)
- 機能
- 対話形式でオブジェクトを取得する。
- 引数
-
- vla-object … vla オブジェクト
- object … 図面オブジェクトのうちの 1 つ
- PickedPoint … 選択した点が指定する 3D WCS 座標。バリアント型(3 要素の倍精度浮動小数点数型配列)
- Prompt … ユーザに入力を求めるときに表示される文字。バリアント型(文字列)、
- 戻り値
- nil
- memo
- このメソッドは、グラフィックス画面上の点をクリックすることで、ユーザにオブジェクトの選択を要求する。図形がクリックされた場合、その図形は最初のパラメータに戻され、2 番目のパラメータには WCS 座標内のクリックした点を含んでいる。図形にクリックする点がない場合、呼び出しは失敗しする。
- クリックしたときに GetEntity により返される点が、選択したオブジェクトに含まれていなくても問題なく、返される点は、選択時のクロスヘアの位置を表す。この点とオブジェクトの関係は、ピックボックスのサイズと現在のズーム倍率により異なる。
- このメソッドは、画面上で見えない場合やフリーズされている画層の図形を検索することができる。
- サンプル
(setq *ActDoc* (vla-get-ActiveDocument (vlax-get-Acad-Object))) (setq *util* (vla-get-utility *actdoc*)) (vla-getentity *util* 'obj 'ip "\n図形を選択: ") ; オブジェクトの参照は、変数 "obj"に格納され、pickpointは、セーフ配列の形で変数 "IP" に格納される。
関連事項