Vla-getcorner
- 構文
- (vla-getcorner vla-object Point Prompt )
- 機能
- 矩形のコーナーを取得する。
- 引数
-
- vla-object … Utility の VLAオブジェクト
- Point … 矩形の基点を指定する 3D WCS 座標。
- Prompt … ユーザに入力を求めるときに表示される文字列。
- 戻り値
- 矩形のコーナーを示す 3D WCS 座標
- MEMO : CAD はユーザが矩形のコーナーを入力するのを待って、選択された点の値に対する戻り値を設定する。パラメータ Point は、3D WCS 座標での矩形の基点を指定する。このパラメータは必ず設定すること。パラメータ Prompt は、ユーザ入力を求める際に CAD が表示する文字列を指定する。Prompt はオプション。
- CAD ユーザは、WCS 座標形式で点を入力して、コーナーを指定できます。GetCorner メソッドは、Point を 3 次元の点として処理します。また、グラフィックス画面上の位置を指定して、コーナーを指定することもできますAutoCAD は、第 2 のコーナーの位置を視覚的に確認できるように、Point から現在のクロスヘア カーソルの位置まで動的にサイズ変更された矩形を描きます。矩形は、WCS の XY 平面に描かれます。ポインティング デバイスを使用すると、GetCorner では Point の Z フィールドは無視され、実行結果の Z フィールドには現在の高度が設定されます。
- AutoLISP だと、getcorner 関数があるので、そっちも使える。
- サンプル
(vl-load-com) (defun c:Example_GetCorner() ;; コーナーを指示して矩形を作図するサンプル (setq acadObj (vlax-get-acad-object)) (setq doc (vla-get-ActiveDocument acadObj)) ;; ユーザに句形範囲を指示させる (setq basePnt (vlax-3d-point 2 2 0)) (setq returnPnt (vla-GetCorner (vla-get-Utility doc) basePnt "矩形範囲を指示 : ")) ;; 支持点を表示 (setq returnPnt (vlax-safearray->list (vlax-variant-value returnPnt))) (alert (strcat "指示された範囲は " (rtos (nth 0 returnPnt) 2) ", " (rtos (nth 1 returnPnt) 2) ", " (rtos (nth 2 returnPnt) 2))) )
関連事項