Vla-attachexternalreference
- 構文
- (vla-attachexternalreference vla-object PathName Name InsertionPoint XScale YScale ZScale Rotation Overlay Password)
- 機能
- 外部参照を図面にアタッチする。
- 引数
-
- vla-object … VLAオブジェクト(Block、ModelSpace、PaperSpace)
- PathName … 参照される図面の絶対パスとファイル名。
- Name … 作成される外部参照の名前。
- InsertionPoint … 図面内の ExternalReference インスタンスを挿入する点を指定する 3D WCS 座標。現在の図面内の挿入点は、参照ファイル内のシステム変数 BASE により定義される点に位置合わせされる。
- XScale … 外部参照インスタンスの X 方向の尺度。
- YScale … 外部参照インスタンスの Y 方向の尺度。
- ZScale … 外部参照インスタンスの Z 方向の尺度。
- Rotation … 外部参照インスタンスの回転角度。この角度はラジアンで指定されます。
- Overlay … ブール値
- Vlax-True : オーバーレイされます。
- Vlax-False : アタッチされます。
- Password … オプション
- 戻り値
- 新しく作成される ExternalReference オブジェクト。
注意
- Block オブジェクトのように、アタッチされた ExternalReference オブジェクトはネストすることができる。別の人が、参照する図面を編集している場合、アタッチされた図面は最後に保存されたバージョンに基づいている。
- 参照ファイルが無かったり壊れている場合、データは現在の図面に表示されない。
- サンプル
(vl-load-com) (defun c:Example_AttachExternalReference() ;; 外部参照を入れ込むサンプル ;; ;; このサンプルでは "STAIR1.dwg" というファイルを使用するので準備しておくこと ;; ファイルの場所は、pathName で調整 (setq acadObj (vlax-get-acad-object)) (setq doc (vla-get-ActiveDocument acadObj)) ;; 外部参照の設定 (setq InsertPoint (vlax-3d-point 1 1 0)) (setq pathName (findfile ".\\Sample\\Sheet Sets\\Res\\STAIR1.dwg")) ;; ブロックのインフォメーションを表示 (setq msg "") (vlax-for tempBlock (vla-get-Blocks doc) (setq msg (strcat msg (vla-get-Name tempBlock) "\n")) ;; ブロックを追加 ) (alert (strcat "この図面のカレントブロックは : " msg)) ;; 外部参照を追加 (setq modelSpace (vla-get-ModelSpace doc)) (setq insertedBlock (vla-AttachExternalReference modelSpace pathName "XREF_IMAGE" InsertPoint 1 1 1 0 :vlax-false)) (vla-ZoomAll acadObj) ;; 新しいブロックのインフォメーションを表示 (setq msg "") (vlax-for tempBlock (vla-get-Blocks doc) (setq msg (strcat msg (vla-get-Name tempBlock) "\n")) ;; ブロックを追加 ) (alert (strcat "この図面のカレントブロックは : " msg)) )
関連事項