Trustedpaths
- タイプ : 文字列型
- 保存先 : レジストリ
- 初期値 : 不定、CAD 管理者によってロックされている場合がある。
CAD がコードを含むファイルをロードして実行する権限があるフォルダを指定する。
悪意のあるアプリケーションをロードして実行する可能性を最小にするには、システム変数 AUTOLOADPATH を、ユーザが承認したアプリケーションが置かれる一意の読み込み専用フォルダに指定する。これには、次のファイル タイプが含まれる。
- ARX、DBX、CRX、HDI ファイル
- LSP、FAS、VLX、MNL、SCR ファイル*
- .NET アセンブリ
- VBA マクロ(DVB ファイル)
- acad.rx
- JavaScript
- DLL ファイル
有効な文字列値を次に示す。
- TRUSTEDPATHS には、クォーテーションで囲んだ 1 つまたは複数のフォルダ パスをセミコロンで区切って設定する。上記にリストされているタイプのファイルは、指定したフォルダからロードされる。
- TRUSTEDPATHS が "" (空の文字列)または "." (ピリオド)、自動的に信用されるフォルダ パスのほかに信用できるパスはない。
- TRUSTEDPATHS が ¥... (円記号と 3 つのドット)で終わっているフォルダを含む場合、そのサブフォルダもすべて信用される。
次のフォルダは常に信頼される。
- C:¥Program Files¥ とそのサブフォルダ
- C: ¥ Program Files (x86)とそのサブフォルダ
- 注: 状況によっては、LOAD 関数の使用時に、 Filename パラメータで相対ファイル パスを指定した方が便利なこともある。
これらの信頼できるパスは、[オプション]ダイアログ ボックス [ファイル]タブ、[セキュリティ オプション]ダイアログ ボックス、または[配置]ウィザードで指定することもできる。 システム変数 SECURELOAD の設定は、他の場所(現在の図面フォルダを含む)が信用できるかを決定します。署名付き DLL は自動的に信用される。
- 注: AutoCAD 2013 SP1 以降、予約された acad2013.lsp と acad2013doc.lsp ファイルおよびそれらの後継ファイルは、既定のインストレーション フォルダ <インストール フォルダ>¥Support and <インストール フォルダ>¥Support¥<言語> のみからロードされるようになった。
関連事項