Distof
- 構文
- (distof string [mode])
- 機能
- 実数(浮動小数点)を表す文字列を、実数値に変換する。
- distof と rtos は正反対の働きをする。従って、rtos で作成した文字列を distof に渡すと、distof は有効な値を返す。
- その逆も同じ。(但し、mode の値が同じであることが前提)。
- 引数
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- string : 変換する文字列。
- この引数は、mode で指定された単位に従って、distofが正しく解析できる文字列でなければならない。
- string 引数は rtos が返す値と同じ形式、またはキーボード入力で認めている形式のどちらでもいい。
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- mode : 現在の文字列の形式の単位。
- mode 引数はシステム変数 LUNITS が認めている値に対応し、次の数値の 1つを指定する。
フォーマットタイプ フォーマット 意味 例 1 指数表記 6.35e1 2 十進数 63.5 3 工業図面表記(feetと小数inch) 5'3.5" 4 建築図面表記(feetと分数inch) 5'3-1/2" 5 分数表記 23-3/4"
- 戻り値
- 成功した場合は実数、それ以外の場合は nil。
- 注: distof は、モード 3 と モード 4 を同じものとして扱う。つまり、mode が 3または 4の単位に指定され、string がこれらの形式のどちらかに従っている場合、distof は正しい実数値を返す。
- サンプル
(distof "2.3698E001") 23.698 (distof "2'-5.25\"" 3) 29.25 (distof "1024" 3) 1024.0 (distof "-1024" 3) -1024.0 (distof "1,024" 3) nil (distof "-1024.5555" 3) -1024.56
関連事項
- rtos 関数