オブジェクト処理
AutoLISP のオブジェクト処理関数は、次の通り。
関 数 | 説 明 |
---|---|
(acdimenableupdate nil | T) | 自動調整寸法の自動更新をコントロールする。 |
(entdel ename) | オブジェクト(図形)を削除、または削除したオブジェクトを復元する。 |
(entget ename [applist]) | オブジェクト(図形)の定義データを取得する。 |
(entlast) | 図面内の削除されていない最後の主オブジェクト(図形)の名前を返する。 |
(entmake [elist]) | 図面内に新しい図形(グラフィカル オブジェクト)を作成する。 |
(entmakex [elist]) | 新しいオブジェクトまたは図形を作成し、それにハンドルと図形名を与え(ただし、オーナーは割り当てない)、新しい図形名を返す。 |
(entmod elist) | オブジェクト(図形)の定義データを修正する。 |
(entnext [ename]) | 図面内の次のオブジェクト(図形)の名前を返する。 |
(entupd ename) | オブジェクト(図形)のスクリーン イメージを更新する。 |
(handent handle) | ハンドルに基づいて、オブジェクト(図形)名を返す。 |
(vlax-dump-object obj) | オブジェクトのメソッドとプロパティを一覧表示する。*1 |
(vlax-erased-p obj) | オブジェクトが削除されているかどうかを調べる。*1 |
(vlax-get-acad-object) | 現在の AutoCAD セッションのトップ レベルの AutoCAD アプリケーションのオブジェクトを取得する。*1 |
(vlax-method-applicable-p obj method) | オブジェクトが特定のメソッドをサポートしているかどうか調べる。*1 |
(vlax-object-released-p obj) | オブジェクトが解放されているかどうかを調べる。*1 |
(vlax-read-enabled-p obj) | オブジェクトを読み込めるかどうかを調べる。*1 |
(vlax-release-object obj) | 図面オブジェクトを解放する。*1 |
(vlax-typeinfo-available-p obj) | 指定されたタイプのオブジェクトにタイプ ライブラリ情報があるかどうかを調べる。*1 |
(vlax-write-enabled-p obj) | AutoCAD の図形オブジェクトが修正可能かどうかを調べる。*1 |
*1… VLISP の拡張 AutoLISP 関数を使用するには、vl-load-com を呼び出す必要がある。