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* "CAD" - すべてを保存し、開いているすべてのファイルを閉じます。 図面をプレビューし、外部参照を一覧表示します。 | * "CAD" - すべてを保存し、開いているすべてのファイルを閉じます。 図面をプレビューし、外部参照を一覧表示します。 | ||
* "システム" - システム情報の取得、リストの並べ替え、システムの日付と時刻の変更、キーボードの操作、サウンドの再生。 | * "システム" - システム情報の取得、リストの並べ替え、システムの日付と時刻の変更、キーボードの操作、サウンドの再生。 | ||
==BricsCAD の実装== | |||
BricsCAD では、V15 より、DOSLib関数をネイティブ関数として実装し、既存の AutoLISPツールやアプリケーションがこの Lispインターフェースに基づいている場合の互換性を高めるとともに、Linux+Macへのアプリケーション移植をサポートするようになった。 | |||
DOSLib が提供する Lispインターフェース関数(dos_xxx)はかなり大きな量があるため、まずは要望の多い関数から始め、徐々に要望に応じて DOSLib の関数を追加していっている状況。 | |||
ただし、McNeel の DOSLib をすべて置き換えることを目標とはしていないようで、Linux+Mac への移植を希望する Lisp開発者には、DOSLib関数の使用量を減らして VLE関数や ExpressTools API関数を利用することが勧められている。 | |||
また、Windows 上で動作する Lisp アプリケーションの場合、DOSLib モジュールのロードを継続することが強く推奨されている。 | |||
これらの DOSLib関数は、現在、.NET Framework 2.0 として提供されている。 | |||
===DOSLib for Linux + Mac でサポートされている関数 === | |||
BricsCAD V22 時点 | |||
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* CAD 系関数 | |||
** dos_acitorgb | |||
** dos_rgbtoaci | |||
** dos_hlstorgb | |||
** dos_rgbtohls | |||
* ディレクトリ系関数 | |||
** dos_deltree | |||
** dos_dir | |||
** dos_dirp | |||
** dos_dirtree | |||
** dos_mkdir | |||
* ファイル系関数 | |||
** dos_copy | |||
** dos_encrypt | |||
** dos_fileex | |||
** dos_getdir | |||
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* インターフェイス系関数 | |||
** dos_popupmenu | |||
* 文字系関数 | |||
** dos_strtokens | |||
** dos_strtrim | |||
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* システム系関数 | |||
** dos_clipboard | |||
** dos_command | |||
** dos_guidgen | |||
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2022年8月2日 (火) 04:44時点における版
DOSLib は、AutoCAD や BricsCAD に含まれている LISPプログラミング言語にない機能を提供する LISP 関数のライブラリ。(著作権:Robert McNeel & Associates, Dale Fugier)
(うちの GzLib もこれと同じような発想で始めたところがある) だいたいの内容は VL系関数で事足りるので、今となっては不要なものも結構ある。
- 元サイト: https://wiki.mcneel.com/doslib/home
- オープンソース化されてる >> https://github.com/dalefugier/DOSLib
- ドキュメントは github の wiki に >> https://github.com/dalefugier/DOSLib/wiki
- BricsCAD は標準的に組み込まれている。
DOSLib では、次のような LISP関数が使えるようになる。
- "ドライブ" - ドライブを確認し、ドライブを変更し、使用可能なディスク容量を確認します。
- "パス" - パス仕様を操作します。
- "フォルダ" - フォルダの作成、名前の変更、削除、選択、および変更。 特別なオペレーティングシステムフォルダを返します。
- "ファイル" - ファイルのコピー、削除、移動、名前変更、および選択。 ディレクトリリストを取得し、ファイルの複数のインスタンスを検索して検索し、ファイル属性を変更します。
- "印刷" - デフォルトのプリンタを取得および設定し、印刷ファイルをスプールします。
- "構成" - Windowsスタイルの初期化(INI)ファイルを操作し、Windowsレジストリにアクセスします。
- "プロセス" - オペレーティングシステムのコマンドまたは他のプログラムを実行します。
- "インターフェイス" - ユーザーから文字列、整数、実数、リストを取得します。 Windowsメッセージボックス、進行状況メーター、およびスプラッシュ画面を表示します。
- "文字列" - 文字列のトークン化、文字の抽出、文字の検索、文字の挿入、削除、置換、および文字のトリミング。
- "数学" - 三角関数の計算、ベクトル操作、統計分析など。
- "CAD" - すべてを保存し、開いているすべてのファイルを閉じます。 図面をプレビューし、外部参照を一覧表示します。
- "システム" - システム情報の取得、リストの並べ替え、システムの日付と時刻の変更、キーボードの操作、サウンドの再生。
BricsCAD の実装
BricsCAD では、V15 より、DOSLib関数をネイティブ関数として実装し、既存の AutoLISPツールやアプリケーションがこの Lispインターフェースに基づいている場合の互換性を高めるとともに、Linux+Macへのアプリケーション移植をサポートするようになった。
DOSLib が提供する Lispインターフェース関数(dos_xxx)はかなり大きな量があるため、まずは要望の多い関数から始め、徐々に要望に応じて DOSLib の関数を追加していっている状況。
ただし、McNeel の DOSLib をすべて置き換えることを目標とはしていないようで、Linux+Mac への移植を希望する Lisp開発者には、DOSLib関数の使用量を減らして VLE関数や ExpressTools API関数を利用することが勧められている。 また、Windows 上で動作する Lisp アプリケーションの場合、DOSLib モジュールのロードを継続することが強く推奨されている。 これらの DOSLib関数は、現在、.NET Framework 2.0 として提供されている。
DOSLib for Linux + Mac でサポートされている関数
BricsCAD V22 時点
- CAD 系関数
- dos_acitorgb
- dos_rgbtoaci
- dos_hlstorgb
- dos_rgbtohls
- ディレクトリ系関数
- dos_deltree
- dos_dir
- dos_dirp
- dos_dirtree
- dos_mkdir
- ファイル系関数
- dos_copy
- dos_encrypt
- dos_fileex
- dos_getdir
- dos_getfilem
- インターフェイス系関数
- dos_popupmenu
- 文字系関数
- dos_strtokens
- dos_strtrim
- dos_strtrimleft
- dos_strtrimright
- システム系関数
- dos_clipboard
- dos_command
- dos_guidgen