「Vlr-editor-reactor」の版間の差分
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: 編集リアクタ オブジェクトを作成する。 | : 編集リアクタ オブジェクトを作成する。 | ||
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:::* reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。 | :::* reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。 | ||
:::* list : 個々のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。 個々のイベントに対するこのリストの内容については、「編集リアクタ コールバック データ」の表を参照。 | :::* list : 個々のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。 個々のイベントに対するこのリストの内容については、「編集リアクタ コールバック データ」の表を参照。 | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 |
2020年12月23日 (水) 11:10時点における版
- 構文
- (vlr-editor-reactor data callbacks)
- 機能
- 編集リアクタ オブジェクトを作成する。
- 引数
-
- data : リアクタ オブジェクトに関連付ける任意の AutoLISP データ。または、関連付けるデータが存在しない場合は nil。
- callbacks : 次の形式のペアのリスト。
- (event-name . callback_function)
- event-name は、次の「編集リアクタ イベント」の表にあるシンボルの 1 つ。callback_function は、イベントが発生したときに呼び出される関数を示すシンボル。 各コールバック関数は、次の 2 つの引数を受け入れる。
- reactor_object : コールバック関数を呼び出した VLR オブジェクト。
- list : 個々のイベントに関連付ける特別なデータ要素のリスト。 個々のイベントに対するこのリストの内容については、「編集リアクタ コールバック データ」の表を参照。
- 戻り値
- reactor_object 引数。
編集リアクタ イベント | |
---|---|
イベント名 | 説 明 |
:vlr-beginClose | 図面データベースが閉じられる直前 |
:vlr-beginDxfIn | DXF ファイルの内容が図面データベースに追加される直前 |
:vlr-abortDxfIn | DXF の読み込みが正常に終了しなかった直後 |
:vlr-dxfInComplete | DXF の読み込みが正常に終了した直後 |
:vlr-beginDxfOut | AutoCAD が図面データベースを DXF ファイルに書き出す直前 |
:vlr-abortDxfOut | DXF の書き出し操作が失敗した直後 |
:vlr-dxfOutComplete | DXF の書き出し操作が正常に終了した直後 |
:vlr-databaseToBeDestroyed | 図面データベースの内容がメモリから削除される直前 |
:vlr-unknownCommand | 不明なコマンドを AutoCAD が実行しようとしたとき |
:vlr-commandWillStart | AutoCAD コマンドが呼び出された直後 |
:vlr-commandEnded | AutoCAD コマンドが完了した直後 |
:vlr-commandCancelled | AutoCAD コマンドがキャンセルされた直後 |
:vlr-commandFailed | AutoCAD コマンドが失敗したとき |
:vlr-lispWillStart | AutoLISP 式が評価される直前 |
:vlr-lispEnded | AutoLISP 式の評価が終了した直後 |
:vlr-lispCancelled | AutoLISP 式の評価がキャンセルされた直後 |
:vlr-beginDwgOpen | AutoCAD が図面ファイルを開く直前 |
:vlr-endDwgOpen | AutoCAD が開く操作を終了した直後 |
:vlr-dwgFileOpened | 新しい図面が AutoCAD 作図ウィンドウにロードされた直後 |
:vlr-beginSave | AutoCAD が図面フィルを保存する直前 |
:vlr-saveComplete | AutoCAD が現在の図面をディスクに保存した直後 |
:vlr-sysVarWillChange | AutoCAD がシステム変数の値を変更する直前 |
:vlr-sysVarChanged | システム変数の値が変更された直後 |
編集リアクタ コールバック データ | ||
---|---|---|
名前 | リストの長さ | パラメータ |
:vlr-lispEnded :vlr-lispCancelled :vlr-beginClose :vlr-beginDxfIn :vlr-abortDxfIn :vlr-dxfInComplete :vlr-beginDxfOut :vlr-abortDxfOut :vlr-dxfOutComplete :vlr-databaseToBeDestroyed |
0 | |
:vlr-unknownCommand :vlr-commandWillStart :vlr-commandEnded :vlr-commandCancelled :vlr-commandFailed |
1 | コマンド名を含んだ文字列 |
:vlr-lispWillStart | 1 | 評価する AutoLISP 式の最初の行を含む文字列 |
:vlr-beginDwgOpen :vlr-endDwgOpen :vlr-dwgFileOpened |
1 | 開くファイルを示す文字列 |
:vlr-beginSave | 2 | 最初のパラメータは、保存する acadbase オブジェクト。 2 番目のパラメータは、保存する既定の名前を含む文字列で、ユーザによって変更される可能性がある。 |
:vlr-saveComplete | 2 | 最初のパラメータは、保存する acadbase オブジェクト。 2 番目のパラメータは、保存するときに使用された実際のファイル名を含む文字列。 |
:vlr-sysVarWillChange | 1 | システム変数名を示す文字列 |
:vlr-sysVarChanged | 2 | 最初のパラメータは、システム変数の名前を示す文字列。2 番目のパラメータは、変更が成功したかどうかを示す整数(1= 成功、0= 失敗)。 |
サンプル
(defun sysvarChanged (reactor info) ; 変更されたシステム変数を表示するサンプル (princ (strcat "\n" (car info) " ")) (princ (getvar (car info))) (princ ", ") (princ) ) (vlr-sysvar-reactor nil '((:vlr-sysvarChanged . sysvarChanged)))