「Vl-sort-i」の版間の差分

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関連事項
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[[Category:AutoLISP]]
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2020年8月20日 (木) 15:43時点における最新版

構文
(vl-sort-i list comparison-function)


機能
指定された比較関数にしたがってリスト内の要素をソートし、要素のインデックス番号を返す。


引数
  • list : 任意のリスト。
  • comparison-function : 比較関数。 これは、2 つの引数を受け入れ、第 1 引数が第 2 引数よりもソート順が前の場合は T(または nil 以外の任意の値)を返すような任意の関数。
comparison-function 引数の値は、次の形式のいずれかが指定可能。
シンボル(関数名)
'(LAMBDA (A1 A2) ...)
(FUNCTION (LAMBDA (A1 A2) ...))


戻り値
comparison-function 引数で指定された順序で並べ替えた list の要素のインデックスの値を含んだリスト。 重複した要素は、結果でも保持される。


サンプル
 ; 文字のリストを降順にソート。
(vl-sort-i '("a" "d" "f" "c") '>) 
(2 1 3 0)

;; ソートされたリストの順序は "f" "d" "c" "a" で、"f" は元のリストの第 3 要素(インデックス 2)、"d" はリストの第 2 要素(インデックス 1)、以下のサンプルも同様。
; ---
;数値のリストを昇順にソート。
(vl-sort-i '(3 2 1 3) '<) 
(2 1 3 0) ; 結果のリスト内に「3」が 2 つ存在していることに注意。
; ---
; 2D 点のリストを Y 座標でソート。 
 (vl-sort-i '((1 3) (2 2) (3 1)) 
  (function (lambda (e1 e2) 
  (< (cadr e1) (cadr e2)) ) ) ) 
(2 1 0)

;---
;シンボルのリストをソート。
(vl-sort-i  
  '(a d c b a) 
  '(lambda (s1 s2) 
  (< (vl-symbol-name s1) (vl-symbol-name s2)) ) ) 
 (4 0 3 2 1)  ; 結果のリスト内に「a」が 2 つ存在していることに注意。

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