「Angtos」の版間の差分
(ページの作成: ; 構文 : (angtos ''angle'' [''unit'' [''precision'']]) ; 機能 : ラジアン単位の角度の値を文字列に変換する。 : angle を受け入れ、unit、precision…) |
編集の要約なし |
||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
{{AutoLISP}} | |||
; 構文 | ; 構文 | ||
: (angtos ''angle'' [''unit'' [''precision'']]) | : (angtos ''angle'' [''unit'' [''precision'']]) | ||
9行目: | 10行目: | ||
: 測量用単位が選択された場合(unit の値が 4)は、返す文字列はシステム変数 UNITMODE の影響を受ける。 | : 測量用単位が選択された場合(unit の値が 4)は、返す文字列はシステム変数 UNITMODE の影響を受ける。 | ||
: UNITMODEが 0なら、文字列中にスペースが入る。 1なら、文字列中にスペースは入らない。 | : UNITMODEが 0なら、文字列中にスペースが入る。 1なら、文字列中にスペースは入らない。 | ||
; 引数 | ; 引数 | ||
26行目: | 28行目: | ||
; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
: 成功した場合は文字列、それ以外の場合は nil。 | : 成功した場合は文字列、それ以外の場合は nil。 | ||
: システム変数 DIMZIN は、小数点以下の値の省略に影響する。 | |||
; サンプル | ; サンプル | ||
34行目: | 38行目: | ||
: (angtos -0.785398 4) | : (angtos -0.785398 4) | ||
: '''"S 45d E"''' | : '''"S 45d E"''' | ||
* '''注''' 任意の角度(ANGBASE の値に関連付けられていない角度)を表示するために angtos 関数を使用する場合は、ANGBASE の値を調べて考慮に入れる必要がある。 | * '''注''' 任意の角度(ANGBASE の値に関連付けられていない角度)を表示するために angtos 関数を使用する場合は、ANGBASE の値を調べて考慮に入れる必要がある。 | ||
42行目: | 47行目: | ||
関連事項 | 関連事項 | ||
* [[angtof]] 関数 | * [[angtof]] 関数 | ||
* [[dimzin]] システム変数 | |||
[[Category:AutoLISP]] | [[Category:AutoLISP]] |
2021年5月19日 (水) 15:14時点における最新版
- 構文
- (angtos angle [unit [precision]])
- 機能
- ラジアン単位の角度の値を文字列に変換する。
- angle を受け入れ、unit、precision、システム変数 UNITMODE、寸法変数 DIMZIN[0 省略表記]の設定に応じた文字列に編集して返す。
- angle 引数として負の値も受け入れるが、この場合は常にその値を 0 と 2π ラジアンの間の正の値に変換した上で、指定された変換を実行する。
- 測量用単位が選択された場合(unit の値が 4)は、返す文字列はシステム変数 UNITMODE の影響を受ける。
- UNITMODEが 0なら、文字列中にスペースが入る。 1なら、文字列中にスペースは入らない。
- 引数
-
- angle : ラジアン単位の実数
- unit : 角度の単位を指定する整数。
- 省略した場合、システム変数 AUNITS の現在値を使用し、次の unit を指定する事ができる。
- 0 十進数(度)
- 1 度/分/秒
- 2 グラジエント
- 3 ラジアン
- 4 測量用単位
-
- precision : 戻り値の小数点以下の桁数を指定する整数。省略した場合、システム変数AUPRECの現在の設定を使用。
- 戻り値
- 成功した場合は文字列、それ以外の場合は nil。
- システム変数 DIMZIN は、小数点以下の値の省略に影響する。
- サンプル
- (angtos 0.785398 0 4)
- "45.0000"
- (angtos -0.785398 0 4)
- "315.0000"
- (angtos -0.785398 4)
- "S 45d E"
- 注 任意の角度(ANGBASE の値に関連付けられていない角度)を表示するために angtos 関数を使用する場合は、ANGBASE の値を調べて考慮に入れる必要がある。
- ---
関連事項