「Vl-sort-i」の版間の差分

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構文: (vl-sort-i list comparison-function)

機能: 指定された比較関数にしたがってリスト内の要素をソートし、要素のインデックス番号を返す。

引数

list : 任意のリスト。
comparison-function : 比較関数。これは、2 つの引数を受け入れ、第 1 引数が第 2 引数よりもソート順が前の場合は T(または nil 以外の任意の値)を返すような任意の関数。

comparison-function 引数の値は、次の形式のいずれかが指定可能。

シンボル(関数名)

'(LAMBDA (A1 A2) ...)

(FUNCTION (LAMBDA (A1 A2) ...))

戻り値: comparison-function 引数で指定された順序で並べ替えた list の要素のインデックスの値を含んだリスト。重複した要素は、結果でも保持される。

サンプル

 ; 文字のリストを降順にソート。
(vl-sort-i '("a" "d" "f" "c") '>) 
(2 1 3 0)

;; ソートされたリストの順序は "f" "d" "c" "a" で、"f" は元のリストの第 3 要素(インデックス 2)、"d" はリストの第 2 要素(インデックス 1)、以下のサンプルも同様。
; ---
;数値のリストを昇順にソート。
(vl-sort-i '(3 2 1 3) '<) 
(2 1 3 0) ; 結果のリスト内に「3」が 2 つ存在していることに注意。
; ---
; 2D 点のリストを Y 座標でソート。 
 (vl-sort-i '((1 3) (2 2) (3 1)) 
  (function (lambda (e1 e2) 
  (< (cadr e1) (cadr e2)) ) ) ) 
(2 1 0)

;---
;シンボルのリストをソート。
(vl-sort-i  
  '(a d c b a) 
  '(lambda (s1 s2) 
  (< (vl-symbol-name s1) (vl-symbol-name s2)) ) ) 
 (4 0 3 2 1)  ; 結果のリスト内に「a」が 2 つ存在していることに注意。

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+{{AutoLISP}}
 ; 構文
 : (vl-sort-i ''list'' ''comparison-function'')
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 ; 機能
 : 指定された比較関数にしたがってリスト内の要素をソートし、要素のインデックス番号を返す。
 ; 引数
@@ 20行目: / 22行目: @@
 ; サンプル
-: 文字のリストを降順にソート。
+<pre class="brush:autolisp;">
-:: (vl-sort-i '("a" "d" "f" "c") '>)
+ ; 文字のリストを降順にソート。
-:: '''(2 1 3 0)'''
+(vl-sort-i '("a" "d" "f" "c") '>)
-::
+(2 1 3 0)
-:: ソートされたリストの順序は "f" "d" "c" "a" で、"f" は元のリストの第 3 要素(インデックス 2)、"d" はリストの第 2 要素(インデックス 1)、以下のサンプルも同様。
-: ---
+;; ソートされたリストの順序は "f" "d" "c" "a" で、"f" は元のリストの第 3 要素(インデックス 2)、"d" はリストの第 2 要素(インデックス 1)、以下のサンプルも同様。
-: 数値のリストを昇順にソート。
+; ---
-:: (vl-sort-i '(3 2 1 3) '<)
+;数値のリストを昇順にソート。
-:: '''(2 1 3 0)''' ; 結果のリスト内に「3」が 2 つ存在していることに注意。
+(vl-sort-i '(3 2 1 3) '<)
-: ---
+(2 1 3 0) ; 結果のリスト内に「3」が 2 つ存在していることに注意。
-:2D 点のリストを Y 座標でソート。
+; ---
-:: (vl-sort-i '((1 3) (2 2) (3 1))
+; 2D 点のリストを Y 座標でソート。
-::  (function (lambda (e1 e2)
+ (vl-sort-i '((1 3) (2 2) (3 1))
-::  (< (cadr e1) (cadr e2)) ) ) )
+  (function (lambda (e1 e2)
-:: '''(2 1 0)'''
+  (< (cadr e1) (cadr e2)) ) ) )
-: ---
+(2 1 0)
-: シンボルのリストをソート。
-:: (vl-sort-i
+;---
-::  '(a d c b a)
+;シンボルのリストをソート。
-::  '(lambda (s1 s2)
+(vl-sort-i
-::  (< (vl-symbol-name s1) (vl-symbol-name s2)) ) )
+  '(a d c b a)
-:: '''(4 0 3 2 1)'''  ; 結果のリスト内に「a」が 2 つ存在していることに注意。
+  '(lambda (s1 s2)
+  (< (vl-symbol-name s1) (vl-symbol-name s2)) ) )
+ (4 0 3 2 1)  ; 結果のリスト内に「a」が 2 つ存在していることに注意。
+</pre>
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 関連事項
-*
+* [[vl-sort]]
+* [[vl-sort-i]]
+* [[gz:sortss_xyz]]
+* [[gz:sortss_x]]
+* [[gz:sortss_y]]
+* [[gz:sortss_z]]
 [[Category:AutoLISP]]