「LISPデータタイプ(ファイルディスクリプタ)」の版間の差分

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{{AutoLISP}}
ファイル ディスクリプタは、AutoLISP の open 関数で開いたファイルへのポインタ。
ファイル ディスクリプタは、AutoLISP の open 関数で開いたファイルへのポインタ。
open 関数は、このポインタを英数字のラベルで返す。
open 関数は、このポインタを英数字のラベルで返す。

2018年5月7日 (月) 06:56時点における最新版

ファイル ディスクリプタは、AutoLISP の open 関数で開いたファイルへのポインタ。 open 関数は、このポインタを英数字のラベルで返す。 ファイル ディスクリプタは、ファイルに読み込んだり書き出すその他の AutoLISP の関数の引数として指定する。

次の例は、読み込み用として myinfo.dat というファイルを開く。 open 関数は、下記のファイル ディスクリプタを返す。

(setq file1 (open "c:¥¥myinfo.dat" "r") )
#<file "c:¥¥myinfo.dat"> 

この例では、ファイル ディスクリプタは変数 file1 に格納される。

ファイルは、AutoLISP プログラムの中で明示的に閉じるまでは開いたままである。 close 関数は、ファイルを閉じる。 次のコードは、変数 file1 に格納されているファイル ディスクリプタのファイルを閉じる。

(close file1)
nil