「Startapp」の版間の差分
| 編集の要約なし | 編集の要約なし | ||
| (同じ利用者による、間の4版が非表示) | |||
| 1行目: | 1行目: | ||
| {{AutoLISP}} | |||
| ; 構文 | ; 構文 | ||
| : (startapp ''appcmd'' [''file'']) | : (startapp ''appcmd'' [''file'']) | ||
| 5行目: | 6行目: | ||
| ; 機能 | ; 機能 | ||
| : Windows アプリケーションを起動する。 | : Windows アプリケーションを起動する。 | ||
| ; 引数 | ; 引数 | ||
| 14行目: | 16行目: | ||
| ; 戻り値 | ; 戻り値 | ||
| :  | : AutoCAD の場合は、成功した場合は 0(ゼロ)より大きい整数。それ以外の場合は nil。 | ||
| :  | : BricsCAD の場合は、成功した場合は整数(実質的には起動したアプリケーションのPID(プロセスID)、それ以外の場合は nil または 0を返す。 | ||
| : IJCAD の場合は、成功した場合は2以上を整数。それ以外の場合は 2を返す。 | |||
| ; サンプル | ; サンプル | ||
| : 次のコードは、Windows の[メモ帳](notepad)を起動して、ファイル acad.lsp を開く。   | <pre class="brush:autolisp;"> | ||
| ; 次のコードは、Windows の[メモ帳](notepad)を起動して、ファイル acad.lsp を開く。   | |||
| (startapp "notepad" "acad.lsp")   | |||
| 33 | |||
| ; 引数にスペースが含まれる場合は、ダブル クォーテーションで囲む必要がある。 | |||
| ; たとえば、[メモ帳]で my stuff.txt を編集するには、次の構文を使用する。 | |||
| (startapp "notepad.exe" "¥"my stuff.txt¥"")   | |||
| 33 | |||
| ;* AutoCAD の場合 | |||
| (startapp "junk")  | |||
| nil | |||
| ;  | ; BricsCADの場合 | ||
| (startapp "junk")   | |||
| 0 ;エラーメッセージ表示 | |||
| ;* IJCAD の場合 | |||
| (startapp "junk")  | |||
| 2 | |||
| </pre> | |||
| [[Category:AutoLISP]] | [[Category:AutoLISP]] | ||
2024年11月11日 (月) 00:40時点における最新版
- 構文
- (startapp appcmd [file])
- 機能
- Windows アプリケーションを起動する。
- 引数
- 
- appcmd : 実行するアプリケーションを指定する文字列。
 - appcmd 引数に完全なパス名が含まれていない場合、環境変数 PATH で指定されているディレクトリで、アプリケーションを検索する。
 
 
- 
- file : 開きたいファイル名を指定する文字列。
 
- 戻り値
- AutoCAD の場合は、成功した場合は 0(ゼロ)より大きい整数。それ以外の場合は nil。
- BricsCAD の場合は、成功した場合は整数(実質的には起動したアプリケーションのPID(プロセスID)、それ以外の場合は nil または 0を返す。
- IJCAD の場合は、成功した場合は2以上を整数。それ以外の場合は 2を返す。
- サンプル
; 次のコードは、Windows の[メモ帳](notepad)を起動して、ファイル acad.lsp を開く。 (startapp "notepad" "acad.lsp") 33 ; 引数にスペースが含まれる場合は、ダブル クォーテーションで囲む必要がある。 ; たとえば、[メモ帳]で my stuff.txt を編集するには、次の構文を使用する。 (startapp "notepad.exe" "¥"my stuff.txt¥"") 33 ;* AutoCAD の場合 (startapp "junk") nil ; BricsCADの場合 (startapp "junk") 0 ;エラーメッセージ表示 ;* IJCAD の場合 (startapp "junk") 2
